体験レッスンでは、これまでのピアノ経験の確認と、今後弾いてみたい曲の話などをしつつ、さっそく弾いてみてくださいとのことで…
ど緊張のまましずしずとグランドピアノの前に座る。
…あれ、ピアノの鍵盤ってこんなんだっけ…( ˙-˙ )
とりあえずツェルニーを弾いてみる
…あ、あれピアノの音ってこんなんだっけ?!(°-°;)
…うぅ、鍵盤ってこんなに重かったっけ( ゚д゚)
電子ピアノのに慣れ切り、本来のピアノを弾く感覚というのをすっかり忘れていることに大きく動揺((((;゚Д゚)))))))
マスクと緊張で充分に息も出来ず、ハァハァと酸欠になりながらも何とか弾き切った…(@_@;)
書かれている音符はなんとか弾けたーっ(°▽°)
が、その後も動揺を引きずったのか混乱したまま先生のレッスンを受けたのだが…
結果、1件目の教室でレッスンを受けることは見送ることにしました。
正直なところ、先生との相性というのが一番重要だと確認した時間でした。
この時の先生は本格派でとても素敵な方でした。
実際ショパンのワルツで教えていただいた表現の仕方や二つ目のパートの弾き方などとても勉強になりました。
けれど、趣味で楽しみながら習うには、私には本格派過ぎたのかも…。
また私という人が、つい頑張って喋ってしまうタイプであり、大袈裟に言うと、
あ、間違えちゃいました、てへぺろ😝
みたいな時に笑って許してくれる人がいいというか…
それと、これまで自分がいかに漠然とピアノを習っていたのか…
楽典を学んでいなかったことや、音楽用語を理解するのに時間がかかることがわかりました。
これから勉強すること沢山だなぁ…。
なんだか、勝手にすごく打ちひしがれてしまった。
正直、体験レッスンというのは時としてお見送りしなければならない作業が生じうることを考えておらず、それにまた思考と体力を消耗することも計算していなかった…。
楽しいことを始めるのにはこんなに気力がいるんだな…。
慌てて話を聞きに行った2件目の教室でも、自分の空回り感。
こんな感じで習いたい大人の人って少ないのか、もしくは私という人間がもういけないのではないのか、とかいよいよ自信喪失。
そうこうしている間に、緊急事態宣言が発令され、志半ばで自粛生活に入ってしまいました。
余談ですが、1件目の体験レッスン後の旦那さんのお言葉。
「よく考えたら、初めて行く知らない人の家でピアノ弾くなんて、そら緊張するよなー(=^▽^)σ」
だから、そう言ってたやないかーヽ(`Д´)ノ
まだつづく