ぴょんぴょんNote

大人になって再開したピアノのことや、好きなもののこと、思っていること、日常のこと

血まみれの日曜日(´Д` ) ※映画の話です

週末は遅い動画配信サービスデビューを果たし、Netflix様様の休日。

こちらも遅ればせながら、子どもと鬼滅の刃を観ていて、やっと9話目までいった。
マイケル・ジャクソンみたいなラスボスぽいの出てきたよー。

そんな感じで、この午後も鬼滅の続きを観るのかなと思いきや、
またしても寒い中、お父ちゃんと公園に行くと言い出し、映画チャンス到来。

Netflixにあった、久しぶりにもう一度観たいと思っていた、「スウィニートッド フリート街の悪魔の理髪師」を観ました。


ティム・バートンジョニー・デップ
ミュージカルと、
2007年の公開当時、好きな要素が3つ揃ってたので、
地元の友人たちを誘って近所の映画にレイトショーを観に行きました。
しかし、思いの外グロい殺戮シーンのオンパレードで、終了後謝りながら夜道を3人でぐったりビクビクしながら歩いて帰った思い出があります(^◇^;)
(ホラーとかスプラッターとかそういうのは苦手です)

それなりに映画としては楽しんだはずだけど、
それ以来観る機会がなかったこの映画、
Netflixで発見。
この度は視聴できました。


妻子と幸せに暮らしていた理髪師のベンジャミン・バーカーは、
自分の妻に惚れ込んでしまった判事(アラン・リックマン)に無実の罪で流刑され、
妻と子を奪われてしまう。
15年の時を経て街に戻ったベンジャミンは、スウィニー・トッドと名乗り、
ラヴェット夫人(ヘレナ・ボナム=カーター)のパイ屋の2階で
理髪師をしながら、判事への復讐の時を待つ。

…まぁあらすじを読んで、殺人シーンはあるだろうと思ってたけど、
ミュージカルだし、ティム・バートンがその辺はファンタジックにどうにかしてるんかなという当時の推測は検討外れで、むしろ逆だよね。
ティム・バートンだもんな、の方でした。

10年以上ぶりに観たけど、
やっぱり…うへー(´Д` )グロいよぉ、血が〜〜。
ジョニー・デップが歌いながら、首に剃刀をあてるたび、ひぃぃ〜と身体がこわばっちゃう。
しかも、記憶以上に後半の鬱展開(´Д` )
見終わったあと、またぐったり悶々としてしまった。
そして、当時映画館に誘ってしまった友人たちへ改めてお詫びの言葉を心の中で述べたのでした。
昼に観てよかった。

そうはいうものの、
歌、音楽、映像、俳優さんたちの魅力というところはとても楽しめました。
ミュージカルって、ストーリーと音楽と演者のバランスがすごく大切だと思うので、
それが揃った映画だとは思います。

古典的なミュージカルとは違って、
圧倒的な歌唱力を堪能!という感じではなくても、
そのキャラクターが語る歌としてとてもマッチしていて素敵でした。
歌も音楽もいいしまた聴きたい、とは思うけど…

血ぃいっぱい出てくるー、残酷〜はなんとか我慢できても、
やっぱり後半の展開と結末を思うと、何度も観たいと言い切れないのが辛いところ。
辛いんだなぁ…一つの事実を知らなかっただけで…
それさえ分かっていれば、ベンジャミンはここまで堕ちずに済んだんじゃ…
って考えると、しんどいしんどい。
ただの復讐劇とか、悪いことしたら結局は自分も報われないんだよー、ならまだいいんだけど、それ超えてるわ〜。
それがストーリーとしての面白さだと割り切って観られるほど、私は強くない。


ミュージカルって何度も観たいものが理想的だから、
やっぱりミュージカルはハッピーエンドに限るなぁ。

まぁコレ観ちゃったら、
悲恋だの、別離とかいう物語がまだライトに感じて観やすくなるかもしれません( ̄▽ ̄)
 

それと、ここで胡散臭いイタリア人理髪師を演じていたサーシャ・バロン・コーエンが、「ボヘミアンラプソディ」でフレディ・マーキュリーを演じなくて本当によかったと思いました(笑)
(映画企画中にそういう話があったらしい)
胡散臭い理髪師はめちゃ良かったけどな!



そんなこんなで、鬼滅もスウィニートッドも画面血まみれオンパレードで疲れたので、
夜には「まろにえーるTV」(ドラゴンボール芸人が栃木で遊んでる番組)見てゆるく笑って心浄化。

1日は笑って終わらせた方がよいですね。