ぴょんぴょんNote

大人になって再開したピアノのことや、好きなもののこと、思っていること、日常のこと

まっさらな人

旦さんは子どものピアノの発表会後、
何を思ったのか次は自分が連弾しよっかなと呟いていた。

?!ʕʘ‿ʘʔ

ピアノは未経験、80's H/Mロック漬けの青春を送ったバンドマン(今はお休み中)で、
クラシックにはほぼほぼ興味はない。

先のようなことを口走った後も特にピアノに触ろうともしていない。

連弾計画は一瞬にして消えたのだろうと思っていたところ、
父がこれ要る?うちからはピアノなくなっちゃったから、(←処分しようと思ってたくせに)
塩谷哲さんが監修の大人の初心者向けのテキストをくれた。

自分が欲しかったのはこんな本かもしれない、パラパラめくる旦さん。


ピアノの前に連れて行き少し説明しつつ、
音階についての話ですでに我々は行き詰まった。

そもそも音階とはなんぞや。
テキストの譜面の調合がト長調とあったので、
「ソから始まる音階を成り立たせるためにファに♯をつけて、ドレミファソラシドと同じようにするんだよ」
と説明しても、ザ・キョトン顔、なんのこっちゃである。
そもそも私の説明がよいかも怪しいが。

旦「Gコードがメインの曲を弾くときってこと?」

その言葉の向こうには、長音階を成立させるというか概念は全くなさそうで、
ギターやベースなどを弾くにあたっては、書いてあるコードを押さえればいいのに、
わざわざ音階や調合ということは必要なのかといった様子。

逆に私にはコードの概念がなく、
少し弦楽器にチャレンジしたことはあったけど、
コードを覚えきれず、タブ譜に頼って理屈がわからぬままその挑戦は終わった。
覚えたらすごく便利なんだろうけど。


そもそも私だってこの音階の意味や理屈までは理解していない。
こういう調があるんだな、ソから始まるのはファに♯を付けるんだな、
次の曲はヘ長調だからシに♭を付けるんだな、
ってだけ。
簡単なルール程度しかわかってない。
調の特徴とかもよくわかってない。
♯とか♭とかめんどくさいから、全部ハ長調で書いてくれよ、思ってた子ども時代。

作曲家はどうやって調を決めるのかな?
今日は変ホ長調でいってみようとかあるのかな?
それか、パラパラっと思いついたフレーズに合わせて決まるのかな?

こんなこと考えてる人間が上手く相手に説明できるはずもなく、終了。
相手がピアノに対してまっさらすぎて余計に難しい…。

後日、音階のルールについて分かりやすく書かれたサイトのリンクは送ってみた。

旦「なんとなくわかったけど、とりあえず感覚でいったらいい思う!^ ^」

その後、テキストは開かれていない。


なんとなくわかってたけど、彼はピアノを弾かないと思います!



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